台湾・台北③足ツボマッサージ
本日はやってみたかった足ツボマッサージへ。
Aちゃんの台湾育ちのお友達の知り合いの店に行くことに。
きれいなお店。日本語のメニューもあります。
キツネ子、足ツボは初めて。
迷った末、1時間コースに決定。
不健康なのは自分でもよく分かっているので健康になりたい。
*台湾の水が合わなかったのか、髪がいつにも増してバッサバサ。
トマ姉は頭と肩のマッサージにすると言って奥の小部屋に消えていきました。
ちなみに、お店は日本語通じません。
まず足湯からスタート。椅子の前の足置き台をスライドさせると、きれいな瓶にあらかじめ薬草入り(?)のお湯がスタンバイされていた。
あ~、今日も寒いからなあ。温まろう温まろう♪
と思って足をつけると、
ん?
けっこう・・・ 熱いんだ・・・。
まあ・・・。我慢できないほどではないし。
血行をよくしてからじゃないと効果でないよね、うんうん。
と自分に言い聞かせて15分ほど足湯。
長い。
ちょっと熱すぎて足の感覚がおかしくなってきたんだが・・・。
と、そこへジャイアンのような大柄なおじさんが登場。
キツネ子の足をお湯から上げてタオルでゴシゴシ。
え?この人?
女の人じゃないのか・・・。
ま、いいか・・・。
足ツボスタート。
おじさん、なにか木製のツボ押しみたいなのを手に、キツネ子の足裏をゴリゴリやりだした。
う・・・っ。
痛い・・・。
さすが痛いと言われる足ツボマッサージ!
顔を歪めて苦痛に耐えていると、すぐ横で同じメニューをしているAちゃんが、マッサージ師にスマホを見せながら英語で
「この人友達なんだけど~、知ってる~?」
と笑顔で話しかけている。
あれ?
Aちゃん痛くないのかしら・・・?
キツネ子はここ数年マッサージは失敗続き。
術後に体が痛くなるパターンばっかり。痛いのは悪いところを流している証拠だから我慢して言わないようにただ耐えているのが悪いのか。
今回も我慢していたけど、おじさんは、キツネ子の痛いところをめちゃめちゃ攻めてくる。
ぐわぁあああ。
超痛ぇぇぇぇぇぇーーーー。
おそらく顔がものすごく歪んでいたのでしょうか。
おじさんが日本語で、
「イタイ?」
と聞いてきたので、
「痛い!」とすぐさま返した。
ところがおじさんは、ふむふむ。といった様子で全く力を緩めない。
うそお?
今聞いたの何やったん????
ソファの肘置きをがっしり掴んで痛さに耐えていたけど、これ、力入れすぎて肩のほうが筋肉痛になったりして。
足ツボマッサージがこんなにも拷問級とは知らなかった。
足裏が終わると、足首、ふくらはぎのマッサージへとシフトしていき、ひと時の安らぎを覚えた。
ま、それもなかなか痛かったけど足裏に比べると地獄から抜けた感じ。
両足を終えてほっとしていたところ、足置き台に座るように言われた。横では一足先にAちゃんが首~肩にホットタオルを乗せて肩マッサージ中。
ほうほう、肩か・・・。
と思い座り直すと、
人生経験史上最高に熱された
ファイヤータオルが肩に乗ってきた。
ぐわっ!
あっつぅ!!!!!
と思ったけど我慢。
しかし。
そのファイヤータオルの上からジャイアンのデカイ手がキツネ子の首をガッ!と掴んだもんだから、
「あっつううううううう!!!」
と叫んでタオルを放り投げた
びっくりするジャイアンとフロアにいた人たち。
キツネ子はもう半分泣きそう。
マジで拷問やん、この店。
ジャイアンはすぐさま温度低めのホットタオルを持ってきて、キツネ子の首に当てて「OK?」と聞いて再び肩マッサージに突入。
いや、そこは冷やしたタオル使うとこだろ。
絶対軽く火傷したし。
肩はもうやめて、とジェスチャーすると仕上げの背中トントンに移った。
うう・・・。首ヒリヒリする・・・。
すべての工程を終え、ぐったり。
Aちゃん「大丈夫?首。」
キツネ子「マジで最悪。」
Aちゃん「タオル、けっこう熱かったな・・・。」
キツネ子「足ツボも死ぬかと思ったけど痛くなかった?」
Aちゃん「足の裏はちょっと痛いかな、くらいやったけどふくらはぎがやばかった。」
2人ともけっこう怒りながらレジでお会計。
少し離れた廊下ではトマ姉が機嫌よくお茶を飲んでいた。
「めっちゃ気持ちよかったよ~♪」
この店でいい思いをしたのはトマ姉だけだったよう。
お茶を出されたので飲んでいると、
2人「あっ!キツネ子!首・・・っ!」
キツネ子の首、こんなんなってました。
めっちゃ火傷してるやん(笑)
さらに帰り道、Aちゃんもふくらはぎを痛めたことが発覚。
その日一日、足が痛いと嘆いていた。
台湾のマッサージには気をつけないといけません・・・。