キツネ子的地球の歩き方

女ならではの海外旅行記でございます♪ 後悔NG! やりたいことやっちゃえ!

ウイグル・カザフ⑬明けましておめでとう!

22:30、身支度を整えて、カウントダウンのために町に出るぞ~!!

楽しみすぎるっ♪

結局おしゃれな服はなんもないし、素敵なバーやクラブにたどり着けるかも謎・・・。

とりあえずー。

賑やかそうな場所を目指そう。

なんせ、アパート近所にあるスーパーマーケットの色使いが派手で可愛くてテンションあがるっ↑↑↑

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花火がいっぱい売られてる。

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 期待していた通り、カザフスタンはまだクリスマス前でした。

ロシア正教のクリスマスは1月だって聞いてたから、やってると思ってたのよ~!

クリスマスの飾りつけを見ると、やっぱりワクワクしちゃいます。

20代の頃よりはこの時期のパーティーも減ったけど、やっぱクリスマスいいなあ。キツネ子、クリスチャンではないけどね。

とりあえず今はスーパーをスルーして、カウントダウンにぴったりの場所を探そう。

ところが、なかなかパッとした場所に出ないし人通りもない。

ネットから引っ張った地図はあったけど、道路の文字も読めないし・・・。アパートは町の中心なんだけどなぁ。

途中、アナ雪の汽車を発見。

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明かりを目指して数分歩く。夏の夜に、虫が明かりに集まってくる気持ちが分かった。

すると、前方になにやら大きな建物が。大きなツリー、サンタクロースが展示されている!楽しそうなのでそこに行くことに♪

Government House of Kazakh Soviet Socialist Republicというところでした。

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人がいっぱい!

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へー。カザフスタンの人ってこんな顔なのかー。欧米系からアジア系まで。

で、ここ人がいっぱいいるんだけど。


大勢の人がロケット花火や打ち上げ花火を打ちまくっている。

しかも手持ち。


うかうかしてたら本当に頭上すれすれに花火が飛んでくるので、

今後行く人は十分に気をつけてください。

キツネ子も、

ふと振り向いた瞬間に、3メートルくらい先にいたおっさんの花火が顔の20センチほど横をかすめて飛んできて、まじでfurious。

でも、ここは外国。自分の身は自分で守らなければ。

そして実際花火が飛んできてギャーギャー言ってたのはキツネ子とAちゃんだけだったよーな。

しばらくわいわいした雰囲気を楽しんでいたけど、とっても寒いのでどこかでご飯を食べることに。できればスパークリングワインで乾杯とかしたいし。

Government House を後にして、お店を探して歩く。でも、大きな通りを歩いてもほとんど閉まってるんだよなー。迷い込んだ場所が悪いのかしら・・・。

やっぱ人も少ない。

しばらく歩き回った後、諦めてこじんまりとしたガラス張りの小さなレストランに入った。おしゃれとは言えない、アットホームな軽食を食べるようなお店。中には数人のお客さんが。

メニューは英語でも書かれていたので、Aちゃんがトルコで食べて美味しかったと言っていたスイーツと、店内にあった鶏のケバブ、スープ、ソフトドリンクをオーダー。

お店のおばちゃんは優しい笑顔。お値段は1500円くらい。物価はそんなに高くないみたい。

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お料理の味も普通に美味しい。

もうすぐ12時。お店のカウンター内では、店員さんたちが楽しくお喋りしてる。これも、中国のようにけたたましく大きな声で喋ってるんじゃないので、なんか落ち着くなあ。

そしてとうとう12時に。

Aちゃんと二人で、明けましておめでとー!と乾杯。

後ろの席から声をかけられたので振り返ると、お兄さんたちがグラスを掲げて何か言っている。え?って聞き返すと、

“С Новым Годом!! ”

明けましておめでとう、の意味らしい。発音があまり聞きなれなかったけど、

スノーヴィムゴードン!

って聞こえた。

キツネ子たちもスノーヴィムゴードン!って返して、お店の人たちともみんな声を掛け合って、とっても和やかな雰囲気。

「どこから来たの?」

とお兄さんたち(っていってもおそらく年下)から聞かれたのでJAPANって答えると、あ~!ヤポーン!みたいな感じだった。


窓の外では、花火が飛び交っていた。

基本的にキツネ子はクラブでのカウントダウンが多いので、今回は派手な年越しではなかったけど、なんだかあったかい感じでこういうのもいいなあ(^^)f:id:marybeth:20180113185356j:plain

 しばらくすると、お店の店員さんと話をしていた鮮やかな水色のダウンを着た女の子が「どこから来たの?」と片言で話しかけてきた。

日本と答えると、

「日本~!私は今日タジキスタンからアルマトイに帰ってきたの。弟がここで働いているの。」

カウンターにいる若い男の子が、女の子の弟らしい。彼女はタジキスタンで、カンフーの先生をしているんだって。たくましー!

女の子はお店の店員さんたちに、キツネ子たちが日本から来たと通訳。

みんなにこにこ。

カザフスタンの人たちって、すごいにこやかで穏やかなんだな~って思った。

お店の店員さんと、カンフーガールちゃんと。

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カンフーガールは人懐なつっこくて、何かと話しかけてくれる。年は20代後半。

キツネ子たちが食べ終わった頃に、近くの席に座っていた二人の男の子が帰り際に1本のロケット花火をくれた。

キツネ子たちもそろそろ出ようか~とお会計。

外に出て花火をやろう。

カンフーガールがお店の人にライターを借りてくれて、店の外で3人で花火に火をつける。ところが・・・湿ってるのか、ぜんぜん点火しない。

うーん。

あんまり除きこんでも危ないし。

残念・・・。

ちなみにここにも他人が打ち上げてるロケット花火が飛んでくるので要注意(笑)

 

と、数メートル先でさっきの花火をくれた男の子二人がタバコを吸っているのが見えた。

「ちょっとー!この花火不良品だよー!」

「こっちに来て火をつけてよー!」

と叫ぶと二人が戻ってきた。

彼らも花火に火をつけようと試みたけど、やっぱり無理。少し話しをしてみると彼らも人懐っこい。今から5人で遊びに行こうってことになった。旅行先での楽しみの1つはこれなんだよなー。

現地の人と遊ぶのってキツネ子は大好きです。

 

数カ国を旅しているけど、未だに危ない目にあった事はない・・・。

自分でも思うけど、キツネ子は動物的カンが結構鋭いんじゃないかと。

直感で、この人いける、この人は関わらない方がいいってのがある。

キツネ子の母も、「あんた外国でよく現地の人と遊んだりしてるけど、本当に危ない目にあったことないの?」って不思議がっていました。

(それは現地で仲良くなった男にガードされてるからってのも多いのだが・・・。)

自他共に認める恋多き女です。

異国でのTEMPORARY LOVEの何が悪い?

 

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左がカザフボーイ、右がロシアンボーイ(どちらも未成年)。

とりあえず、向かったのはさっきも行ったGovernment House 。大晦日の定番なのかな?

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Government House を一通りうろうろした後、クラブに行きたいと言うと連れて行ってくれることに。

ちなみにボーイズはほぼ英語ができないのでカンフーガールが一生懸命片言で通訳をしてくれている。

ありがとう!

おそらく学校で英語習ってると思うんだけど、

本当に全く英語を喋らないお二人。

 

タクシーを捕まえて後ろに4人でぎゅうぎゅうに乗り込む。

このカザフのタクシーなんだけど・・・。

なんせBGMの音量がめちゃめちゃデカイ!

大声で喋らないとまじで聞こえないレベル。

さらに街中だけどめっちゃスピード出す。(笑)


後から教えてもらったのだけど、カザフスタンでは一般の人が(小遣い稼ぎに?)タクシー業をしているそうで、有料のヒッチハイクのような感じだったっぽい。

もちろん普通のタクシーもあります。どうりで、カザフスタン滞在中にタクシー(と思って乗ってたけど)の助手席に誰か乗ってたりしてたよなぁと。

 

とりあえずクラブへ♪

しばらくタクシーを走らせ、一軒の店の前で車を止めて、カザフボーイが降りてお店をチェック。すぐ戻ってきて、NOみたいなかんじで違う店へ。

それを2回ほど繰り返し、やっとGOサインが出たのでみんな一緒にあるお店に降り立った。

しかし、中に入ると・・・。

ん?

ここは老人のダンスパーティーの会場?

セピア色の照明、ミラーボール、中年グループのバンド演奏の中、ダンスホールのような広いスペースに二組のご老人がゆっくりとダンス中。中年層のお客さんが10人くらいテーブルに座ってダンスを見ながらお喋りしている。

キツネ子たち5人も椅子を勧められたのでとりあえず座ってみる。

が・・・。

想像してたんと

違-----う!

とりあえず踊ってはみたけど・・・・。

全然乗れねぇ。

この音楽隊じゃあ・・・。

ボーイズも何かが違う、と思っていたらしく、15分ほどでお店を出ることに。(笑)

もう一軒回ってみたけど、なんか同じようなかんじ。さらにそこはより食堂感が出ていた。(笑)

どうやら、誰もクラブに行ったことがなかったみたい。

そうだよなー、日本でも誰もがクラブ遊びしているわけじゃないもんね。

と、ここでボーイズが、友達の家でパーティーしようぜと提案してきた。

よく分からないけど・・・。

まあ、いいよってことでとりあえずボーイズが仲間を呼ぶことに。

カンフーガールが、

「私がついているから大丈夫よ。」

と真剣な顔で言ってくれた。キツネ子たちがちょっと心配になったのを感じとってくれたみたい。頼もしいなぁ。

そして、ボーイズたちも普通の若者ってかんじで、ガツガツしたかんじはなかったし。ちなみにキツネ子は、ロシアンボーイはちょっと可愛いなあって思った。きれいなアジアのお顔だったし、優しい好青年。日本にきたら絶対モテると思う。f:id:marybeth:20180126234611j:plain

しばらくしてお友達の車が一台やってきて、

またぎゅうぎゅうに乗って、音楽ガンガン&飛ばしまくって

あるアパートに到着した。大きな道路沿いにあるアパートで、通りの向こう側にはZARAがあるのが見えた。

部屋について鍵を開けると、中は真っ暗。

誰もいない。

車で迎えに来てくれた男の子の家かなと思ったら、

別のお友達の家らしい。

え?どゆこと?

鍵持ってるし。(笑)

家の人は休暇中で旅行らしい。

自由な文化(?)、

カザフスタン

 2LDKのこじんまりとしたお部屋で、ソファとローテーブル、テレビしかないシンプルなリビングに入った。2人のボーイズがお酒とお菓子を買ってくるけど何がいい?と聞くので、ポテトチップスとコーラをオーダー。

 

残った4人で話をしていると、カザフボーイの名前は「ヨシミツ」と言うらしい。本当にヨシミツ?

それ日本の名前でしょ?と聞いたけど、へらへら笑いながら「ヨシミツ」と言うばかり。

本名なのか分からないけど、ヨシミツとすることにした。彼はお笑い担当のようなキャラで、基本笑ってる。

てゆーか、若干ラリってる?

今になって思うと、カンフーガールがいなかったら家まではついて行ってなかっただろーなぁ。なんせ何喋ってるのか分かんないし。

買出し組が戻ってきたのでみんなで乾杯!ボーイズたちはコニャックを持ってきてロックで飲みだした。寒い国だからお酒に強そう。

カンフーガールはコーラ。おそらく、もし自分が酔っ払ってキツネ子たちに何かあったら・・・と思ってくれていたんだと思う。 f:id:marybeth:20180113204504j:plain

 

 おつまみのひまわりの種。いろんな国で食べられてると思うけどキツネ子は初。そのまま食べたらみんなが大爆笑。殻を剥くとは知らなかった~。

その昔、柿の葉寿司も柿の葉ごと食べていたキツネ子ですから・・・。

何事も経験ですね。

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無口なお仲間は、途中マリファナのジョイントを作って吸い出した。キツネ子が吸ってるように見えますがこれはソファの柄です。やったことないです。

聞くと、合法ではないけど、けっこうみんな普通にやってるんだって。やはりヨシミツもやってたのかなー?ここではやってなかったけど。

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 お喋り、トランプ、モノマネ(国際的なんがいいと思い、タイタニックの終盤、ディカプリオが沈んでいく時のケイト・ウィンスレットの演技。中3くらいん時のネタですわ。)、歌を歌ったりして、結局3時くらいに帰ることに。

 みんなが、明後日山に連れて行ってくれると言っていたのですが、とりあえずそれは断ることに。行ってもよかったんだけどね。スケートもできるよ、と言っていたので観光地であるMedeu Skating Rink and Ski resortのことっぽい。

残念そうにしていました。

 

このアパートからキツネ子たちのアパートまで歩けるということだったので、マリファナ野郎以外の5人でぶらぶら歩いて行くことに。

さらに帰り道、カンフーガールが、今から私の家に泊まりにいらっしゃいよ!と熱心に誘ってくれました。

もう泊まるところがあるから丁寧に断ったけど、国際バスで出会ったアセットといい、家にまで招待してくれるなんて、カザフスタンの人たちって本当に親切だなぁ・・・。

アパートに到着し、分かれる時に連絡先を交換して、

「何か困ったことがあったら電話してね!」

って、もうおそらく合う事はないのに言ってくれたカンフーガールちゃん。本当にありがとう。

そして、Aちゃんには3年たった今もときたまヨシミツから電話がある。(笑)

でもヨシミツは英語が話せないので、電話に出ても笑ってるか、無言か、もしくはカザフスタン語で何か言ってるかなので、Aちゃんはうっとうしがってる。(笑)

よっぽどAちゃんのことを気に入ってたんだろうなぁ。(笑)

 

 

ウイグル・カザフ⑭カザフ的ウルルン滞在記その1

さーて、新年!2015年1月1日。

遅くに帰ってきたのでゆっくり寝て、お昼にアセットの家に行く約束。

ウイグルのパンが残っていたので少し食べて、11時くらいに出発♪

 

宿泊先の近く。

クリスマス気分の元旦♪ 

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そして地下鉄の駅への道中の花屋さんで、お土産にバラを1輪ずつ購入。

テレビで、カザフスタンの人は特別なことがなくてもお花をプレゼントするのが日常だってやってたし。

アルマトイにはお花屋さんがいっぱい。冬なのに本当に色鮮やかなお花がいっぱいで、青いバラもあった。

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アルマトイの地下鉄はシェルターの役割もしてるから、とっても広くて地下深くにある。

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長いエスカレーターで地下へ潜って行く。

元旦だからか、人は全然いない。

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緑の窓口のようなカウンターでおばちゃんから切符を購入。またスノーヴィムゴードン!って笑顔をいただきました。

 

アセットに教えてもらった通り、最寄り駅まで地下鉄で行って、そこからトラム。

トラムはなんかよく分からなかったので運転手さんにメモを見せると

「うんうん、これに乗れ。」

みたいな様子だったのでとりあえず乗車。

 

しかし駅を進んで行くにつれ、なんだか不安・・・。

教えてもらった駅の名前が出てこない。

だいたい英語表記もないし、耳で勝負。なんどかアセットに電話してみたけど、回線自体繋がらない。

ドコモー!

カザフスタンは範囲外なのか?ショートメッセージはかろうじて送れたり送れなかったりだったんだけどなぁ。

運転手さんの横に行って、降りるところを教えてもらって、とりあえず降りたけど・・・。

(アセットに教えてもらったのは駅の名前ではなかったぽい。)

駅に着いたら電話するねって言ったけど、電話が使えないっていう。

辺りをうろうろしたけどどうしようもない。英語も通じないし。12時に行くねって言ってたのに、トラムの駅にアセットいないしさー。

 

もう会えないのかもしれないなぁと思っていたとき、向こうに2人のお巡りさんが歩いているのを発見。

追いかけて行って、メモを見せ英語で道を聞く。

 

キツネ子「ここに行きたいんですけど。」

お巡りさん「○x△○▽▽○x○」

 

あー、やっぱ何言ってるのか分からないや。

でも、なんとかしたいっ!

キツネ子はスマホを見せて、これ使えないから、あなたの電話でこの番号に電話してくれと、ジェスチャーと英単語で伝えると、なんとか分かってくれたみたいで自分のスマホを出してくれた。

そしてアセットに電話が通じて、迎えにきてくれるっぽいことに。

おそらく、

「なんか謎の外国の女に電話してくれって言われたのだが・・・。」

みたいなかんじだったんだろうけど、なんせ良かった!

警察?と聞くと、勉強中の軍人の卵さんたちでした。

制服がめっちゃカッコいい!

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10分ほどするとアセットが幼い娘さんと迎えにきてくれて、学生さんにお礼を言っていざアセットのお家へ!

 

迎えにきてくれたスーパーの裏手の団地がアセットのお家。年数はけっこう経っていそう。エレベーターは無くて階段で上がり、5階くらいだったかな。

 

家に入ると、ショートヘアの奥さんが笑顔で迎えてくれて、キツネ子たちはバラと日本のお菓子をプレゼント。

リビングに案内され、座ってね、というジェスチャー

リビングは8畳くらいで、赤いきれいな分厚い絨毯が敷いてあり、壁側に子供用のおもちゃの家や人形が。部屋の中はとっても色鮮やか。

奥さんが食事用のクロスを持ってきて絨毯の上に広げた。

テーブルは使わないみたい。

 

アセットには3歳と1歳の女の子がいて、おとなしくてとってもおりこうさん。

そして、なんと3歳のアイナスちゃんがお料理のお皿をキッチンから運んでくるのです!

これにはびっくり。

日本の3歳の子どもは、しないんじゃないかな。キツネ子には子どもがいないので詳しく知らないんだけど、少なくとも2歳の甥っ子は絶対にしないはず・・・。

 

お料理はどんどん出てきて、一部はベランダから登場。

とっても寒いから冬のベランダは冷蔵庫代わりにもなるよね。

元旦に押しかけて来ちゃって、本当に良かったのだろうか。

昨日会ったばかりの赤の他人だし、これが日本だったらめっちゃ迷惑でしかないよな。

 

お料理が揃って、みんなでお昼ご飯をいただくことに。

どれも美味しかったけど、特に牛肉のポロ(ピラフ)と、オリヴィエサラダ(ロシアのマヨネーズで和えたサラダ)が美味しくて、いっぱい食べてしまいました。

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ちょっとお皿が空になると、

「どんどん食べてね。」

 と、また追加でお料理が運ばれてくる。そして、カザフスタンの人たちはとにかく肉を食べると聞いていたけど、ハムやソーセージ類が本当にいっぱい出てきた。

キツネ子的にはハム系の味はそんなに好みではなかったけど。いったい何の肉だったんだろう。

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会話は英単語と、筆談の漢字。

さらにアセットが携帯の翻訳機能を使って英語でも会話できた。

アセットが、

「甥っ子は英語が話せる。」 

と伝えてきた。へー、そうなんだ。昨日出会った人はほとんど英語を話さなかったけどなぁ。

 

リビングの一部は20センチくらい上がった段があって、どうやらそこがベッドらしく、端に布団がきれいにたたんであった。昔の日本でいう室内にある土間みたいなイメージ。

そっちの壁にはアセットと奥さんの結婚式の写真が複数飾ってあった。ウエディングドレス、民族衣装、あと奥さんのみ日本の着物を着ているものあった。聞いてみると、結婚式の撮影は何パターンか撮るらしく、着物の衣装もあったんだそうな。

 

ご飯が終わって娘さんたちと遊んでいるとお客さんがやってきた。女の人と若い男の子。さっきアセットが話しをしていた英語が話せる甥っ子だった。

あー、なるほど。

だからさっき彼の話をしてくれたのか。


甥っ子は大学1年生でとってもきれいな顔をした、鼻の高いアジア顔。優しい目で、日本にいたらこの子も絶対モテるだろうな~。

「はじめまして。アバイです。日本から来たって聞きました。」

わー!

きれいな英語を話す男の子。

なんだかすごく安心する。

で、恥ずかしそうな笑顔と、膝を揃えてきちんと正座している姿が可愛いー♥

 

そしてアバイのお母さんも英語を話す。仕事で英語を使うんだって。キャリアウーマンなのかも、でも恐そうな感じは全然しない。

二人が少し滞在した後、さあ、親戚の家へ行くよってことになった。

え?

キツネ子たちも?

「あの、私たちも?」

「そうだよ、みんなで行くんだよ。」

え、ええ!?

アセットの家にも元旦からお邪魔してるのに、親戚の家にも!?😲

さらにアセットの家を出るとき、奥さんがラッピングした包みを手渡してきた。

えっ!プレゼント!?

いいです、いらないです、そんな・・・と思ってNO,NOと手を振ったけどいいからいいから、と言われて受け取った。😓

後で空けてみるとKENZOのスカーフだった。😊

 

さあさあ行くよ、とアバイとお母さんに車へ誘導された。アセットたちは別の車で行くとのこと。

車で15分くらい町中を進んで、また別の団地についた。アセットのところより少し新しそう。

ここではけっこうな人数で元旦をお祝いしていた。日本のように、元旦は親族で集まるようだった。

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 このお家にはダイニングテーブルがあって、絨毯の上でご飯を食べるシステムではなかった。 

それにアバイの従妹の12歳と17歳の女の子がいて、彼女たちも流暢に英語を話した。特に妹ちゃんは浦浜アリサちゃんに似ていてめっちゃ可愛い。

 

キツネ子「昨日は英語を話す人にほとんど出会わなかったけど、あなたたち普通に話すねー。」

姉妹「私たち、学校で英語をいっぱい勉強してるから。それに英語の家庭教師もいるよ。」

キツネ子「学校でみんな英語をそんなに勉強してるの?」

姉妹「私たちの学校は英語を習う時間が多いのかもしれないなぁ。」

とのこと。

そうか・・・。

昨日のヨシミツたちときたら・・・。

アバイの7歳の妹でさえ、ヨシミツよりも会話できてるし。(笑)

 

ここでも食卓には豪華なお料理がいっぱい。

肉、肉、肉!

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そして、食べて食べて~と勧められる。さっきめちゃくちゃ食べてきたからお腹いっぱいなんだが・・・。それでもせっかくなのでいただいたけど。

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ふと、コップに入ったクリーム色の飲み物に目が入った。

キツネ子 「これは何?」

お姉ちゃん「馬乳酒。飲んでみる?」

キツネ子「お酒はあんまり飲まないから、いいや。」

お姉ちゃん「あ、でもこれは子どもが飲むお酒だから大丈夫だよ~。」

 馬の乳・・・。

でも子どもが飲むのならと飲んでみるか、と飲んでみると、

うっ。

酸っぺえ

今まで飲んだことのない味で、

とにかくめっちゃマズい。

イメージでモンゴルの人とかも飲んでそう!そのあたりがルーツの人もいるんだろうしね。アセットのような西郷隆盛系、欧米系、アジア系などいろんな顔の人がいる。

ちなみに。

日本と比べると男女共に美形率がかなり高い。

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 後からさらに入れ替わりで誰かがやってきたりと、ワイワイ楽しいパーティーが続いた。

親戚いっぱいくるんだね~と言うと、

「あ、でもあの人は近所のおじさんだよ~。」

とか。そして近所のおじさんもとってもフレンドリーに話しかけてくれる。

 

かれこれ滞在3時間もしてて、いいのかしら・・・。と思っていると、

「この後は僕の家に来てね。」

とアバイ。

ええ!?さらに?

さらにお呼ばれされた!😲

 

帰り際にこの家の人がまたプレゼントをくれた。中身は可愛いマグカップ。どうやらカザフスタンではお正月に来てくれたお客さんにプレゼントを渡す習慣があるみたい。

そして、アセットの家族とはここでお別れ。

アセットにいっぱいお礼を伝えて、従妹の姉妹も一緒にアバイの家に向かった。

 

 

 

 

 

 

ウイグル・カザフ⑮カザフ的ウルルン滞在記その2

アバイの家は庭付きの一軒屋だった。

家に入ると廊下、部屋に鮮やかな絨毯が敷き詰められている。シルクロードの国ってかんじ。

靴を脱いで、おじゃましまーす。

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広い客間のような部屋に通されると、真ん中に大きなローテーブルがでーんと置いてあった。このお家は床に座るけれどテーブル付きというパターン。

家にはグレーのふわっふわな猫さんがいて、名前は雨雲ちゃん。(の、カザフスタン語)

絨毯、気持ちいいんだろうな~。f:id:marybeth:20180114143222j:plain

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絨毯の色の組み合わせも可愛い。キリムっぽいけど違うみたい。

テレビをつけるとホームアローン。お正月の定番映画なんだって。

お母さんがテーブルに料理を運んできた。それにしても、どれもめっちゃ美味しそう!このお家の料理の量が一番多かった。

 

昼から永遠と食べ続けてるけど、カザフスタンの正月も食べてばかりで日本と一緒だな。

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お料理、出てくる出てくる。😆

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あれ?ところでイスラム教じゃないの?と聞くと、

イスラム教だけど1月1日はお祝いするし、クリスマスもお祝いするし、あんまり宗教のことは気にしてないとのこと。

豚は食べないけどって言ってた。

なるほどー。

日本の仏教徒クリスマスパーティーするのと同じ感覚みたい。

 

ところでイスラム教の国で恋愛はどうなのかと聞いてみると、17歳のお姉ちゃんは彼氏がいるとのこと。クラスメイトでもう2年のお付き合い。写真を見せてもらったけど、西洋系のイケメン!

キツネ子「お父さんとか彼氏のこと何も言わない?」

お姉ちゃん「親も知ってるし、特に大丈夫なの~。」

と恥ずかしそうに笑うお姉ちゃん。

妹ちゃんも、彼氏なんていないよ~とこちらも恥ずかしそう。

 

猫さんと遊ぶ美少女 ↓

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アバイは、

「僕は男子校だったんだ。今は大学だから女の子もいるけど、女の子と話すのはまだ緊張するんだ・・・。」

なんと。

こんな赤裸々に言ってしまうのね。

シャイで可愛いったら。

そして

相変わらずの正座スタイル。

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ところで彼にはお姉さんがいて、今は韓国に留学中。やはりこの家はお金持ちっぽい。スカイプでお姉さんにテレビ電話すると、

おお!超キンパツ!

(に染めてる。ここの一家は全員黒髪、黒い目)

韓流アイドルみたいにメイクもばっちりだし、きれいな顔だし、人気者だろうな~。

そして、超早口の英語で喋るのでキツネ子はちょっとついていけませんでした・・・。

なんで韓国に留学したの?

と聞くと、

本当は日本が良かったんだけど、日本は物価が高いから無理だったんだって。

そうかぁ。

韓国のほうが物価は安いもんな。でもカザフスタンと日本の物価はそんなに変わらない気がするが。昨日のレストランは安かったしね。

 

1時間くらいたってお客さん登場。以前、アバイの英語の家庭教師だったアメリカ人のジョジョ。ものすごくフレンドリーで、英語の先生なのでキツネ子たちとも簡単な会話で話してくれて大助かり。今は高校の英語の先生らしい。アバイの家は慣れてるようで家族とも仲良し。

 

しばらくして、アバイの7歳の妹ちゃんが花火をしようと言い出した。

おお、しようしよう、またロケット花火かなと思ったら、大きな線香花火をみんなに配りだした。

で、部屋の電気を消して、

家の中で花火点火。

え?

ヘタしたら家、燃えない?

しかも床はウールの絨毯・・・。

さらにこの花火、手元ギリギリまで燃えてくるからけっこー熱い。(笑)f:id:marybeth:20180114143612j:plain

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ジョジョも加わって盛り上がり、結局22:30くらいに家路に着くことに。ここでもお母さんからプレゼントをいただきました。

ジョジョ、アバイ、キツネ子とAちゃんで、タクシーで昨日行ったGorvement houseの辺りで降ろしてもらって4人で歩く。

カザフスタンはタクシーもそんなに高くないから、交通の便はいいと思う。」

とアバイ。

うん、でも5分くらいで1500円くらいだったらそんなに安いわけでもない気もするが・・・。(まぁキツネ子たちは払ってませんけど。)

 

ジョジョが明日何するの?と聞いてきたので、町歩きすると答えると暇だから昼から合流して案内するよ、ということになって本日は解散!

 

 

 

 

 

 

ウイグル・カザフ⑯アルマトイ町歩き

翌日。

今日行くべき場所はゼンコフ正協会、グリーンマーケット、オペラハウス、あとショッピング!

午前中から出発♪ 

オペラハウスは今日閉まってるのは知ってたんだけど・・・ほんとに残念。

 

キツネ子は生でオペラを見たことない。ヴェローナプラハに行ったときも開演してなかったし、縁がないかも。

(そして字幕なしで見たら寝る確立90% なら見るな!) 

メトロポリタンオペラを数本WOWOWで見ただけ。

せっかくロシア圏に行くならオペラ、バレエ、サーカスのどれかは見たかったんだけど、滞在中はやってないみたい。

 

事前にGOOGLE先生の翻訳機能使って調べまくったけど、オペラは正月やってないのがやっとこさ分かったレベル。カザフスタンって、ホームページも英語表記がほぼなくて調べるのにいろいろ苦労する。

宿泊先から歩いて行ける距離だったオペラハウス。f:id:marybeth:20180114172554j:plain

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夜はこんなかんじ。

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続いて最寄りのⓂからジーベック・ジョル駅へ。アルマトイの路線はシンプルなので簡単。

ちなみに乗り方は、窓口で80テンゲ(50円弱)でプラスチックのコインを買って自動改札に入れるだけ。自動改札を入る前にエックス線のようなゲートがあるけど、入っても入らなくも何も言われないし、てゆーか誰も見てない。(笑)

 

地下鉄は各駅に美術品の展示あり。

アルマトイは、りんごの町って言う意味。昔は首都だったんだって。

数年前に知り合ったカザフスタンの女の子に教えてもらった。今回旅行先にアルマトイも選んだのもその子がきっかけ。

ただその女の子はお正月休みで実家のアスタナに帰省していて会えなかったけど。カザフスタンで一番いい大学に通っているのよ~って言ってた。

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地下鉄のホーム、広くてきれい。

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ジーベック・ジョル駅で降りて5分くらい歩いて、28人のパンフィロフ戦士公園へ到着。この公園の中にゼンコフ正協会があるらしい。

冬だし公園の見所は特になし。緑はゼロ。

ゼンコフ正協会に到着。なんか、外観の写真を撮るのに満足して、中に入るの忘れてた・・・と後から気づく。

なんせ、黄色くてめっちゃ可愛い協会でした♪

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  その後、歩いて行けるグリーンマーケットへ。

大きな道路を少し歩いて突き当たりがマーケット・・・。

閉まってやがる・・・。

あーあー。正月だしなー。

残念。

とりあえずランチにしよう。

グリーンマーケット前の両替屋さん。(2015年1月)

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この辺りは人通りは多いけど、閉まっているレストランが多い。小さなカフェや持ち帰りの軽食なんかは開いてたりしたけど、そそられなーい。外寒いし、店内で食べたいし。

ぐるぐる歩き回ったけどいいところがないので、地球の歩き方にあるほんのちょっとだけのアルマトイ情報から、BOH SHANGHAI RESTAURANT という中華料理の店に入った。

中は空いてる。きれいなお店で、写真を見て頼んでお値段は2,960テンゲ。安い。

1テンゲ=約0.65円

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ジョジョとはグリーンバザールの入り口で会おうと言っていたけど時間に来てなかった。メッセージを送ってみても返信こない。

なんやねん💨 ほっとこ。😒

 

ご飯の後、近くのアーケード街(モール?)でショッピング。外国での買い物は大好き。

服は海外で買うかユニクロが多いキツネ子。(基本安い服着てる。)

このモールにはあんまり若者はいなかった。客層はおばちゃんとかが多い。ダウンジャケットやファーコートいっぱい売ってる。さすが寒い国。

あれ。

おいてあるダウン、よく見ると、モンクレールのワッペンが。・・・!?

しかも30,000円しないくらい・・・。

日本だと100,000円は絶対に超えるのに?中を見るとちゃんとアヒルのアメコミもついてる。これは・・・?

となると、とたんに欲しくなってしまうやつ。

わー!買ったろ!と思ってAちゃんといろいろ見てみて迷ったけど、基本的にウエストベルトのロングダウンコートばっかり。ううーん。ショートなら買いたいが。

 

でも、ふと嫌な予感が頭をよぎる。モンクレールの偽者かも。だって安すぎるもん!ここはとりあえず保留にして、後でカザフスタンは偽者の売っているような国か調べてからにしよう。最悪明日も来れるしな。

 

ファージャケット&コートも、安いものならミンクが15万くらい。

うわー、ちょっと迷うっ。

でも、これッ!っていうデザインが無かったので買わなかった。

他、可愛いアクセサリー屋さんでネックレスやヘアアクセサリーとか、セールになってためちゃ可愛いDKNYジャガードワンピースを買ったり♪ 

掘り出し物まあまあある場所でした。買い物の途中にジョジョから連絡があって合流することに。

 

 宿泊先に戻ってひとまず荷物を置いて待っているとジョジョが迎えにきた。こいつ、まじで自由。まあ、外国人てこんなもんか。

オーストラリア人の友達も誘ったから、ご飯食べに行こうって。宿泊先から歩いて5分ほどで、なにやらおしゃれなレストランやカフェが並んでいる通りに到着。

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ジョジョの友達も加わってイタリアンのディナー。ここは普通の気軽なイタリアンが食べれるお店でお値段は日本よりちょっと安いかも。2人で4,000テンゲくらい。(おごってくれないんだー、別にいいけど。)

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オーストラリア人の彼も学校の英語の先生でもう3年くらい住んでいるらしく、ロシア語も話せるよう。イギリス英語の発音で会話をするっていうので盛り上がる。

 

食後、大きなツリーを見に行った。

と、ここで新たな発見。

ジョジョ「ロシアのサンタクロースって、青い服を着て杖を持ってて、白馬の引くソリに乗ってるんだよ。」

あ。そういえば・・・。

気にしてなかったけど、青い服着てる!

赤い服じゃないし、トナカイのルドルフもいない。

ロシア正教はサンタクロースも違うのね。

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無理やり白馬によじ登る。

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これ、日本人が写真撮るときにするポーズだよね、だって。確かにいる。⬇

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夜のイルミネーションの町並みを歩きながらふと気がついた。

キツネ子「アルマトイってハードロックカフェあるの?」

Aちゃんが世界のハードロックピンを集めていることを思い出したのだ。キツネ子も海外に行くとお土産に買ってくるようにしている。

ジョジョ「あ、ちょうど先週オープンしたよ。」

マジか!

なんとグッドタイミングな。

で、行ってみることに。

 

アルマトイの町に明るいネオンでそびえたつ建物、ハードロックカフェ

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とりあえず中に入って小物を物色。いろいろ見ていると若い店員さんに声をかけられた。分かんないので首を振ってあしらい、Aちゃんに話かけてると、

「日本の方ですか!?」

その店員さんが日本語で話しかけてきた。

そうです、と言うと

「わー!びっくりした!ロシア人かと思って。(んなわけねーだろ!っま、すごく嬉しいが。)

ロシア語で話しかけちゃった…。

あっ。僕、筑波大学に1年間留学してたんです!カザフスタンで日本人に会ったの初めてです!すごく嬉しい!」

とめっちゃハイテンション。んでめっちゃ日本語上手いし。確かに日本人でカザフスタンに来る人あんまりいないだろうしなあ。

「ちょっと、ここのスタッフで日本大好きな人がいるから呼んできます!」

ってハイテンションで走っていった。

そしてロシア人の女の子二人を連れてきて、

僕たちみんな日本のことが大好きなんです!って

うわー。嬉しいなあ。

女の子は日本のアニメ、漫画が好きなんだって。コンニチワーとか言ってくれたような。

 

筑波ボーイ「もしよければ明日、アルマトイを案内します。僕、車も持ってるし!」

あらそう?じゃあ・・・。と思ったんだけど、

Aちゃんがあんまり気乗りしない様子。

「うーん。Aはいいかな・・・。もし良かったらキツネ子だけ行ってきていいよ。」

そんなわけにはいかんだろー。ので残念ながらお断りしました。

真ん中が、筑波大学で勉強した店員さん。ニコニコの笑顔が可愛かった。

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実はAちゃん、ジョジョのことを気に入ってたので、一緒にいたかったのね。

この二人、夕方頃からめっちゃイチャついてるし。いやー、良かった良かった。

ウイグルではキツネ子だけいい思いしてたからなぁ。

あ、ていうかこれを書いている今、むしろキツネ子はその日別行動してた方が良かったのかも・・・て、思った。

 

空気読めばよかったー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウイグル・カザフ⑰shopping、最終日

 

 さて…。なんたかんだで最終日になってしまった。

本日はジョジョがショッピングモールへ案内してくれるとのこと。

(他国に在住してる人って、ほんとけっこー暇だよなあ…。)

 

どーしても毛皮がほしいー!

お昼前にジョジョが宿泊先に迎えに来てくれた。

昨晩雪が降ったので、いいかんじに雪化粧の町。

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 アルマトイの公園や町中の街路樹の脇に突然出現する動物たち。(リアルな像)

初日の夜、道路の横に浮かび上がる鹿を見たときマジでびびった。

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カザフスタンの雪はまん丸の形でぽろぽろと降ってくる。ジョジョ曰く、ベイビースノーと言うんだって。てゆーか、これがあられか。

(あんまり雪に馴染みがないもんで・・・。)

 

カラフルで可愛い街並み

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日本もこんな色合いの街があってもいいのになー。

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なんかええ感じのお二人 ↓

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少し歩いた後、タクシーを拾ってブランチへ。この時にジョジョからカザフスタンのタクシー事情について教えてもらう。(前に触れた、民間人のやってるやつ)

ジョジョはつたないロシア語で運転手と交渉。キツネ子とAちゃん、後ろで応援。

安くなれー。

3台目くらいで折り合いがつき、ロシアンレストランへ。せっかくなんでロシア料理食べたかったの。昔、三ノ宮で取引先のセクハラロシアンじじいと一度食べたとき、そんなに美味しいとは感じなかったけど。

ジョジョが何度かか行ったことのあるというロシア料理屋さん、お庭のあるアットホームなお店へ到着。

 

とりあえず、ボルシチ、ラグメンなどを選んでジョジョがロシア語で注文。

しかし、店員さんはジョジョのロシア語が分からない様子。頑張ってロシア語で注文するジョジョ…。

女性の店員さん二人がクスクス笑う中、必死の彼。

もう英語でいいのに…。

(英語通じるレストランだったし…。かっこいいとこ見せたかったんだろな…。)

さて、お味はというと、まあまあ。キツネ子にロシア料理はそんなに合わないのかも。不味くはないけどね。

 

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ちなみにこのレストランのトイレは庭に出て外の建物にある。トイレに行く途中ガラス張りの厨房を通りかかると、シェフがまるでうどんを打つように麺を伸ばして打ち付けていて、おもしろいのでムービー撮ってたら恥ずかしがってた。

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羊らしき肉の塊を発見。解凍中?f:id:marybeth:20180126164030j:plain

 

食後はショッピングモールへ。タクシーを拾って、MEGAというアルマトイで一番大きなモールへ。

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中に入ると、おお。アジアによくあるかんじのでっかいモール。

日本でもよく見るブランドとか、海外のファストファッションのショップとか。

 

昨日行ったショッピングモールとは違い、若者が大勢。

そして… 

服が高い

ZARAも日本より割高かも。

 

ネットで昔見たけど、ロシア人って服にすごくお金をかけるらしい。(そして、ここはロシアじゃなくカザフスタン…。ロシア人いっぱい住んでるけど。)

 

カザフスタンは本当に服が高いんだ。」

と、ジョジョ

うん、ほんとに…。

中高生に見えるティーンたちも買い物に来てるけど、お金持ってるんだなあー。さすが中央アジアの金持ち国家。せっかくなので、とりあえずキツネ子はニットなど数点購入。

 

Aちゃん「Aは海外に来たらMANGOではけっこう買うねん。」

キツネ子「え。日本にもMANGOあるやん。」

Aちゃん「え?そうなん…?」

知ってよかったね。

(確かに大きな都市にはあんまりないかも。)

 

このモールにはりんごの木のオブジェ、熱帯魚の大きな水槽などインスタ映えスポットがたーくさん。

この時はインスタなんてまだなかったけど。

(そして今もやってない。) 

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毛皮を見つけられなかったので次のモールへ移動することに。

2件目のモールはもう少しファミリー向け。ここでも雑貨とかいろいろ購入。毛皮は微妙なのしか置いてなかった。

 

最後に町中の毛皮の専門店へ。ここ、路面店で見るからに高級そう。英語のできる上品な店員さんが案内してくれた。店に入った時点で場違いな予感が…。

「まあ。日本人ですのね。韓国人はよく来ますのよ。」

と、店員さん。

店内には、まあ見るからに上質なファーが密集したコートがずらーり。お値段も相当なもの。

80万円以下のとかなかった気がする。

素敵なのもあったけど、恐ろしくて試着すらしませんでした。そして店を後にする。

夏になると、毛皮は安くなるらしい。なので、もし夏にカザフスタンに行くことがあれば、その時にもう一度探してみよう…。

 

時刻は夕方。そろそろ帰路へ。

 

 ユキヒョウかしら。

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 夏になると花が咲きだれるという公園。町に公園がいっぱいあったから、ぜひまた行ってみたい!

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婦人軍?なんだろう・・・。

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 さむーい。

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何度も行った宿泊先近くのスーパー。紅茶の缶とか可愛すぎてお土産用にたくさん購入。オルゴール付の缶もあったよ。

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キツネ子とAちゃんのフライトは夜の23時55分。

3人で宿泊先に戻り、キツネ子がまずシャワーするから、二人で会話を楽しんでねと気を利かす。

最後だしなあ…。

短い恋…。

 

キツネ子がバスルームから出てきて、日本語でなんかあった?

とAちゃんに聞くと、

「ううん、特に何もないで。喋ってただけ。」

とlowテンションなAちゃん。

 

しばらく3人で部屋で喋って、もうそろそろほんとに準備でバタバタするということで、ジョジョとの別れの時。

ジョジョ、本当にありがとう。カザフスタンでは本当にいろんな出逢いがあって、ジョジョにもたくさん助けられて楽しい思い出ができた。

本当に出会ったみんなに

感謝感謝感謝!

ジョジョのリュックから手分けして持ってもらっていたキツネ子の購入物を受け取り、いざ、さようなら。

 

Aちゃんは、「下まで見送ってくる」と言って一緒に出ていった。

 

15分くらいしてAちゃんが戻ってきたので、どーやった?と聞くと、キスしたとのこと。

ふむ。そうか…。

これからどうするんだろう…。

とにかく、Aちゃんにもトキメキがあって良かった。女同士の旅行はこういうのがあるから楽しいんだし!

その後、Aちゃんとジョジョは遠距離でお付き合いをすることに…♡

 

今夜の晩御飯は、スーパーで買ったポロ(ピラフ)と小さな饅頭。お腹減ってなかったし。ポロはめっちゃ美味しそうに見えたけど、羊肉だった。

ぅうッ。

独特の臭み…。

 

そしてパッキングをしているときに気づいた。

購入したニットが一枚ない!

いそいでジョジョに電話。

ジョジョ「僕のリュックには入ってないよ。」

うそだろー!!

モールで荷物を預けた時に返却され忘れたのか…?自分で持っておけばよかった!

くっそー!

絶対ジョジョが持ってたのにっ。と恨んだけど、もう後の祭り…。

 

時間になったので部屋の鍵を言われた通りに棚の上に置いて、退出。

アルマトイの空港まではアバイがタクシーを手配してくれていた。ここから30分くらいらしい。

アパートの角で待っていたタクシーに乗り込み、空港へ向かう。アルマトイの夜の町並みの素朴なイルミネーションを見ながら、ああ、本当に終わっちゃうんだなあ。って寂しく思った。

ここまで言葉が通じない旅は初めてだったかも。町中の看板の文字もさっぱり分からなかったし。ウイグルから冒険したよなあ。

 

アルマトイの空港へ着いて、

ショボさにがっかり。

免税店ない。

国内線乗るくらいのシンプルさ。

2時間暇。

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喉が乾いたので水を買ったら、

500ミリペットボトルが2,000円くらい…。

うわーん。

みなさんも、もしアルマトイの空港に行くときは気を付けてくださいね。

 

 

 

ウイグル・カザフ⑱アルマトイ⏩北京⏩青島⏩大阪

アルマトイから北京までの飛行機、けっこう小さい…。映画も見れるようになってない。寝るかー!

 23:55にアルマトイを出発して、6:15に北京へ到着。

ああ、ここから大阪へ直行で帰りたい・・・。けれど、値段が高いのでわざわざ青島経由。

 

9:50 青島に到着。

眠い。😪💤💤

とりあえずここで8時間乗り継ぎ時間があるので、荷物を預けて町へ出ることに。空港内からバス乗り場に移動してて、思ったこと。

顔面偏差値が急激に下がった。

これ、本当なんです。

すれ違う人みんな、美しくない。

(すみません、思ったことストレートに発しております。)

おそらく、「今」「ここで」中国の一部の人としか会ってないからそう思うだけなんだろうけど、まじで中央アジアの人の顔立ちってきれいだったなあ…って改めて思った。

中国女性の場合はメイクをちゃんとしてない人多いから、ちゃんとしたら絶対きれいなはずだろうけど。(中国人の知り合いの女の子でモデルのような美人いるし。)

それにしても、ギャップがありすぎて二人とも若干ショック。

 

青島の空港からバスでとりあえず旧市街へ。バスに乗って思った。

空が黄色い。

ウイグルアルマトイも日本に比べると空はグレーで濁ってたし、空気の汚れで車はドロドロだったけど、

ここほどではない。

テンションめっちゃ下がるわぁ

町中について、Aちゃんが調べていてくれたレストランへ向かう。町中は日本の郊外とさほど変わんないなあ。なんとなーく地図を辿ってお目当てのチャイニーズレストランに到着。

 

あら、中国らしい派手で豪華な内装。店の入り口を入ったところに食材が並べてあって、そこから好きなものを選ぶよう。

とりあえず小龍包食べたい。

テーブルに案内されて、メニューを見る。

漢字ですね。

うん、なんとなくわかるよ~。

ただ、小龍包の文字がない。店員さんに、

「ショーロンポウ?シャオロンパオ?」

と「小龍包」の発音にさまざまな変化をつけて何度も言ってみたけど通じない。

書くものもないし・・・。くそう・・・。四声が分かれば・・・。

キツネ子「スモールドラゴン! パオ! マンドゥー!」

店員「(中国語)わかりません。」

 

諦めよう。

 

メニューの漢字から推測して数品注文。

・茄子の炒め物(これめっちゃ美味しかった)

アイスプラントのサラダ(これは食材を見て注文。でも味付けもうちょっとなんかほしい)

・大量の餃子

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この餃子。は~。野菜ばっか多いわ~、

肉食べよっと♪って思ってパクついたら・・・。

「!?」

中身、キュウリやん。

肉、一切入ってない。こんな邪道な餃子が存在するのか。恐るべし中国。

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ベジタリアンのような昼食を終え(結局半分くらい残した。)、やりきれない気持ちをかかえたまま町へ。

 

ぶらぶら。

なんか、全くテンション上がらないまま町歩きしたけどたいして面白くない・・・。ガイドブックもないし。事前に軽く下調べはしてたけど。

旧市街も新市街も行ってみたものの、そこに何があるのかあまり調べてなくてひたすら散歩。興味を引くものもないなぁ。空気のせいか喉も痛くなってきた。

普通に買い物でもしようと思って入ったお店で、VISAもMASTERも使えなくてレジにて返却。現金もうバス代くらいしかないのよねぇ・・・。

旅の疲れもあり、とりあえず発見したイオンに入る。青島にせっかく来たのにイオンしか行くところがないなんて・・・。

後ほど中国に住んでた友達に聞くと、青島はビール博物館とか公園とかいっぱい見所あるよ~とのこと。 ごめん、そういうの全然興味ねえわ。

イオンで青島ビール2本買ってバスに乗り込み空港へ。

なんかどっと疲れが・・・。

 

17:50青島出発、

2015年1月4日21:45に関空にやっと戻ってきました。

関空でだっさい蛍光イエローの手袋を捨てて、

ああ。やっとホーム!!

(青島なければもっと楽しい気持ちで帰国できたんだろーが、まあそこは貧乏旅行、しょうがない!)

 

約1週間ほどだったけど、なかなか内容の濃いシルクロード旅だった。

時間があれば、ウイグルカシュガル、夏のアルマトイにもぜひ行ってみたいところだけど、お金と時間の問題で実現するかなぁ・・・。

きっとまた、絶妙なタイミングでその時が来そうな気もするけれど♪

これにてシルクロードの旅、終了!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台湾・台北 ①変身写真館

 

2017年3月半ば。

女3人旅の台北行き決行!

旅の仲間はセクシーAちゃんと、見た目中東美人のトマ姉さん。

いつものように提案から出発まで短期間でバタバタ決めて3泊4日。

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航空会社勤務AちゃんのコネでピーチのEXIT席確保。普通に広い♪ f:id:marybeth:20180210193750j:plain

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さてさて!

今回の目玉は変身写真館です。

知り合いに台湾の変身写真館が大好きなお姉様がいて、キツネ子も一度やってみたいと思ってたんだよな~

調べると台北の変身写真館、めちゃめちゃある!!

なんだか、お値段も内容も似たり寄ったり・・・。

で、なんとなく口コミも良かった「阿法写真館 Alpha Photo Studio」をチョイス。

アルファフォトスタジオ。

(駅は「民権西路」から徒歩5分。簡単に行けました。)

www.tabitabi-taipei.com

 

A4コース2人撮影で仲良くやることに。

これはドレス2着のコースで、写真はピンと2人で撮るのと両方あるやつ。

写真16枚(個人+ツーショット)

お値段は9,990台湾元(1人4,995台湾元)

 

*トマ姉は肌が弱いため、どこのメーカーかも分からない化粧品を使うのが嫌だということで不参加。

「写真館の近所にあるお茶屋さんでも行っとくわ~。」

とのこと。

ちなみにこのコース、4時間くらいかかっちゃうので個人的には一着で十分だと思う。拘束時間長くて、やってる本人も疲れちゃうんだよなぁ。

そしてお茶屋から帰ってきて2時間待ちぼうけのトマ姉・・・。

申し訳なかった・・・。

 

いろいろ口コミを見てみると、1人撮影のコースだと個室で友達とも全然喋れないしスマホの撮影も自分でやるだけになっちゃうから寂しいと・・・。

ちなみに、阿法写真館の場合はメイク室はみんな一緒っぽかった。メイク終わってから待ち時間とか普通に話せるし、お互いにスマホでバシバシ撮影できましたよ~!!

 

まず受付で日本堪能なおじさんから説明があり、それからドレス選択。

た~くさん種類のあるドレスの中から好きなのを2つ選べと。今回はAちゃんとキツネ子2人一緒の撮影もあるので、同じ種類で合わせよう♪ということに。

 

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 で、ドレスですが。

妖精系、チャイナ系、民族系・・・などさまざま。

よく見ると(いや、よく見ないでもと言ったほうが正しいほつれてたり、うっすら汚れてるのが多いのですが、まあ写真撮るだけなんでそこは気にしないでも全然OK! 

どーせ加工されるし。

 

普段は絶対できないお花のミニドレス(妖精っぽくなりたかった)と、チャイナドレスを選択。ドレスを選ぶとまず着替えさせられて、そこからメイク台に移動。っていっても同じワンフロアにあります。そんな広くない。

先にAちゃんからメイク。メイクさんは1人。

メイクは1人30分くらいかかる。

これが拘束時間が長くなる理由。メイクさん2人付けると高額になるからな~

Aちゃん、ヘアメイク終了!

Oh・・・。いつもとやっぱ違う。いつもの優しそうな顔からちょっと気の強い女感出てる!

正直・・・。

見慣れてないからか、いつものメイクの方が似合っているような・・・?

 

さて、いよいよキツネ子のメイクの番♪

プロのメイクさんにやってもらうのなんて何年ぶりだろう♪わくわく。

鏡台に座って、スタート。まずベース。知らないメーカー・・・。キツネ子もなかなか敏感肌なんだけど、ここは信じよう。

机の上にはシャネルやシュウウエムラなんかのアイテムもあるので、まあ大丈夫かな。

それにしても、パフの汚れが気になった。都度洗っている感じではなさそう・・・。

メイクさんってこんなものなのかな?

 

キツネ子は眉毛でだいぶ印象が変わるのでそれが不安だったけど、まあまあいい感じに仕上げてもらえました。キツネ子、自眉がまばらに生えていて、しかも下向きに生えてるので欧米人のモデルさんみたいに決まらないんだよなー。この時は眉ティントしていたので、ある程度メイクさんもこれに沿って書いてくれたよう。

 

眉ティントしてる時は、決まってトマ姉が

「今日、可愛い。ケイミに似てる。」

と言ってくれます。そんなにテレビを見ないのでケイミを知らなかったけど、画像検索すると

「・・・? 似てる・・・?」

と思うのですが、キツネ子の姉には似てるので、ちょっとだけかすってるのかもしれません。

トマ姉以外の他の誰にも言われたことないけどね。

 

そして、目。これが大きく変わりました。

つけまつげ、二段重ね!

これは元タカラジェンヌに塚メイクしてもらった時以来。

出来上がった顔を見て、

「これは、誰?」

ってくらい変わりました(キツネ子的には)。まあまあ可愛いじゃん♪

 

しかしそれは、

ライトの眩しい鏡台に映る自分を見たから

 

実際に自分のカメラで撮影した写真を見ると、

それはもう悲劇。

 

だいたい、ウィッグもカタログにあった妖精っぽいピンクのマッシュルームみたいなんでいきたかったのに、なんの相談もされず茶髪ロングを被せられ、これでもかというくらい花を突き刺され・・・。(メイク終わった直後は変身した自分に驚いてウィッグのこと忘れてた。)

 

これ・・・。

 

年齢考えへんオバハンが

めっちゃ頑張って西野カナ目指したやつやん。

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 キツネ子たち、34歳なんだよ・・・。

このドレスはやりすぎたわ。

 

ちなみに、加工して送られてきた写真はそのへん上手く仕上げてくれてた。

カメラマンのお兄さんはけっこーかっこ良かったっす。アバクロのTシャツきて、ビーチでパーティーするのが似合いそうな人。

 

「コッチ見テ!LOOK LOOK!ココ!HERE!」

「目線~(と言って指差す方向を見させて)、好!」

「モウチョット、足、伸ばス!ソウ~、頑張ッテ!頑張ッテ!」

「腕~、コウ!顔~、コウ!ウフ♡好!好!」

 

微笑んでっていう時に、「ウフ♡ンフ♡」ってめっちゃ言う(笑)

それがおもろくてウフどころか爆笑するキツネ子とAちゃん。

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撮影第一弾が終わると2着目に着替え、続いてメイク。

さっきのアイドルメイクから妖艶なんに変更。

ちなみに初めに選んでいたチャイナドレスですが、急遽中国ファンタジー的な衣装に変更。

途中、撮影を終えた2人組みが脱いだやつがきれいだったのでそのまま借りました。

なんでもいいデザインのは先に予約してた人がとってしまうので朝早い予約のほうがいいらしい。

キツネ子たちは運よくいいのをゲット。

この衣装はファンタジー映画で中国系キャラが着るような服だと思っていたら、なんと日本の着物の衣装らしい。

台湾の人、なんか勘違いをしていませんか?

日本にこんなのないけど・・・。

花魁とも違うし。

 

頭はモリモリにセット。気に入ったけど、

冷静に見ると頭でかすぎ。

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 「ヘアメイク終わった~♪」

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Aちゃん、こっちの衣装はかなりお似合い。

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 これ、ほんとに日本の着物か?

ゲームのキャラクターじゃなくて?

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こちらは加工してもらったやつ。

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撮影はそれぞれの衣装で10分くらいで終わったかも。

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4時間ほどの全工程終了。疲れた。

スタッフの人に写真を頼むとここで撮ってね、とのこと。

宣伝宣伝!!

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後ろ姿はこんなん。

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すでに2時過ぎ。

さて今から九份へ。

 トマ姉、ごめんね~!

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