台湾・台北④クラブ
3日目の夜はクラブへ♪
いろいろあるみたいだけどOMNIというのがなんかいいって情報だったので夜23時くらいに西門のホテルを出発。
地下鉄・忠孝敦化駅2番出口を出てすぐ。迷わずに行けました♪
クラブのあるビルに入っていくと、
おっ。並んでるー。
列に並んで、奥でチケット買うみたい。まわり、欧米人はいないなー。台湾人なのか、アジアのお顔ばっかり。
10分ほど並んで、受付で台湾語で何か聞かれる。
分かんないのでとりあえずパスポートコピー提示。愛想のないお姉ちゃんに○○○元と英語で言われてお支払い。
値段いくらか忘れましたが、日本円で3000~4000円くらいだった。高いなあ。大阪で行くとこよりだいぶ高いなあ!しかもドリンクチケットたった1枚。
もしかしてぼったくられたのかしら・・・。
真相は謎。なんか女性700元って書いてある情報を見たけど、もっと高かったぞ。
フロアに入ると、ふーん。そうか。
青い光の中で、正面に大きなスクリーン。
その前にDJがぽつん。
↑これはちょい盛り上がってきたときの画像。
12時になってないし盛り上がるには早いかな?
DJ、一応まわしてるっぽいけど朝礼の校長先生みたいになってる。しかも生徒いないバージョンの。
スクリーンも、PVとかそんなのは流れてなくて、スクリーンセーバーみたいなん。
なんか飲むか~てことでスミノフでも飲んで、ナンパでも待とう・・・。
しかーし。
誰も声かけてこない。
もう魅力なくなったのかしら?
ダンスフロア行こうにも5人くらいしかいないし、あんまりコレコレ~っ!!って曲が流れないし。
階段の上で3人ダラダラとアルコール片手にAWAY感で退屈してた。
しかもそのフロアの5人、踊ってるんじゃないんだよね・・・。
DJ目掛けて、片手上げて、ずっとジャンプしてる。
・・・ここ、クラブよね。
ボンジョヴィのコンサート会場じゃないよね?
DJ(盛り上がってないところを見ると別に有名でないのであろう)もノリがいいわけでもなく。ダンサーのエロいお姉ちゃんたちが出てくるわけでもなく。
これが、台北のイケてるクラブかぁ。
しばらくするとちょいちょいフロアにも人が出てきたので、
っしゃ!我々も踊るか!って降りることに。
だけど。
いざフロアに降り立つと・・・。
なんか台湾の方のダンスって特徴的でして・・・。
どうやらあんまり動かないらしい。
横揺れとかなくて、基本小さく縦揺れ?縦ジャンプ?
数カ国でクラブ行ってるけど、今までで台湾のクラブが一番踊りにくかった。
しばらく踊ってみるものの、周りを見渡すと
キツネ子たちは顔を見合わせて
「なんか・・・。ちょっと戻ろっか。」
ってテンションになっちゃうんだよなー。
ちょっと他の人の意見を聞いてみたい。
どうでした?台湾のクラブ行った人!
フロアの端の方でお酒飲みながら話をしていると、イケてない日本人男5人組みがさっきからウロウロしてるのに気づいた。
みんな大きなカバンorリュックを背負い、外で着るジャケットまで羽織ってフロアへ降りてきてる・・・。
うわー。だっさー。とりあえずそのキャンバス地のトートをロッカーに入れてこい。と思っているとその内の1人が話しかけてきた。
男「Hello! Are you Taiwanese?」
キツネ子たち「・・・・。」
きもい・・・。ださい・・・。
こんなに女がいる中であえてキツネ子たちに話しかけてきたってことは、こっちが日本人だって絶対知ってるよね?なのにあえて英語で?
お前ほんまモテへんやろ。
キツネ子たち「・・・日本人ですけど。」
だいたい台湾人ですって答えたとしたら会話どうやって続けるつもりだったんだ?
暇だったからちょっと喋ってやったけど、
お前らクラブ来たことないだろ。
しかも、話しかけてくるものの何かお酒飲む?の一言も無しの無礼者。
イケメンでもなく、おもろくもなく、
そして金もない男はどっかいけ。
てきとーに少し喋って巻く。
その後お酒で少し酔いもまわってきたのでフロアの前のほうで3人で楽しく踊る踊る♪
なんせ周りの踊り方が気になって変に爆笑してまう・・・。
キツネ子たちに加わってこようとする男もなんか変わった動きで近づいてくるのでそのたび爆笑。
フロアも混んできて、ああ、これなら普通にかっこいいクラブだなーって思えてきた。
さらに変わった光景に出くわしました。
キツネ子たちの近くに、小さなおじいちゃんが踊っていたのです。
若い素人っぽい女の子と向かいあって踊ってる。あ、おじいちゃん踊ってるんだ・・・って感じの光景。(しかし何故クラブに?)
驚くべきはそのまわり。
混み混みのフロアで、機嫌良く踊っているじいさんと女の子を黒尽くめスーツのガタイのいいでっかい男が5人取り囲んでる。
5人は足を軽く広げて両手を前で組んで降ろして、(PKでゴールを守る格好)静かにじいさんを見守っていた。
なんだろう・・・。
誰だろうこのじいさん・・・。
周りの人たちも踊りながら興味本位で見てましたが、どっかのお偉いさんなんだろうなぁ。
しばらくしてフロア脱出して喋っていると、背の高い男がキツネ子に話かけてきた。
音もうるさいし、彼も台湾語で喋っているのでとりあえず黙っとこ。この人身長180はありそう。で、台湾らしく濃い顔でけっこうかっこいいかも。
ただし。
めちゃめちゃチャラそう。
(男の口がやっと止まったので)
キツネ子「I'm Japanese」
男「Oh! Ohhh! コンニチワ~!」
で、めっちゃ笑ってる。
ちょっと英語が喋れたので会話は少しいける。ただ、音がうるさくてめっちゃ聞こえにくい。
話てると、常連っぽい女の子が話しかけてきて、
台湾男「彼女、日本人なんだよ~」
台湾女「WoOW! アリガト~~、きゃはは!」
みたいなノリ。この男、ここで顔広いかんじなのか?
台湾男「向こうに席とってるから、おいでよ。シャンパンもあるよ。」
キツネ子の腕をがっしり掴んで3人引き連れてVIP席へ。
VIP席には中年の男性と女性が。
台湾男「彼は仕事の上司なんだ。なんでも飲んでね。」
ソファに座ってる女性も微笑んでる。
いや・・・。
女の人、この状況嫌だろうなあ。キツネ子だったら帰ってるけど。部下が若い女を席に連れてきてはべらせて飲んで騒いでる横にいるなんて。
台湾男が友達を2人呼び戻してきて、Aちゃんとトマ姉に紹介。
Aちゃん側の男もこれまたチャラそう。ただしガタイはめちゃいいし顔もまあまあ。
残念なことにトマ姉はハズレ。
しばらく喋って飲んでたけど、この台湾男がなかなか強引。彼は少し英語を話すけど、なんか発音が聞き取りにくしまわりがうるさいので話しづらい。
連絡先教えてよ、と言われて返事をする前にキツネ子のスマホをとりあげてササっとLINE登録。台湾人ってLINE使ってるんだ・・・。
というか、動作が速い。
ま、登録はどうせ消してブロックするからいいんだけどー。
会話がめんどくさいので踊りたいと言ってフロアへ。
そしてこいつも例に漏れず台湾式ダンスなので一緒に踊りにくい~!!こっちが動いてても奴は小刻みにリズムとってるだけみたいな。うーーん。
さらにめっちゃ強引なキスをお見舞いされた。
キスしてこようとしたから阻止しようとすると、たくましい腕で捕らえられて、
ぶっちゅーーーーー。
これが少女マンガとかなら、
「ダメ・・・、いやよ、いやよ。ああ・・♡」
とかなるかもしれないけど、
そんなの全然ねえし。
うわーーーーーーー。
やめてくれぇーーーー。
という心境のみ。
てゆーか、キツネ子は阻止したのにキスされたとか初めてだったのでかなり気分悪かった。
クラブに行ったら1晩で気に入った男性3人くらいとキスしちゃったりもすることもあったけど、それはこっちが気に入ってたからでー。
その台湾男、自分に自信があるのか、
鋭い眼差しで見つめてくる。
最近の日本の男性は草食が多いのかもしれないけど、台湾男は肉食なんだな。
てゆーかギラギラしてる。
残念だけど、そんな眼全然効きませんよ。
ちょっとトイレに行ってくるね~と
非常時の定番でAちゃんとトマ姉を引き連れ退散。
トイレにて。
キツネ子「あの男、ほんっま嫌やねんけど!」
トマ姉「私の相手もめっちゃおっさんやねんけど!」
Aちゃん「あいつらからは逃げよ~」
ちなみにトイレは赤いライト。
ところが。
トイレを出ようとすると、3人が待ち構えているのを発見。
え、まじで??
普通、雰囲気察しない??
トイレ行くってことは高い確率で嫌がってる証拠やんけーーーー!!
つーか、強引やし普通に恐い・・・。
キツネ子たち
「私たち早朝のフライトで日本帰らなくちゃ・・・。もう今からここを出て荷物をパッキングしないと。」
台湾男
「そうなの?残念だけど、分かった。日本へ行くときは案内してね。後で連絡するよ。」
朝の4時くらいにクラブ脱出。
誰が案内するか、
ばーか!!
LINE、タクシーの中で即ブロック(笑)